process①
喫煙者でありながら禁煙を常に考えていたので、テーマはすぐに「禁煙」に決まりました。
当初は「エコプラント」として知られ、空気清浄効果の高いサンスベリアという植物を使ってタバコを作り、それを吸うというアイデアが浮かびました。しかし、これは禁煙の趣旨に反するうえ、タバコを自作することは違法であるため、この案は断念しました。
調べた結果、ハーブティーが禁煙に効果的であること、そしてロベリアインフラータというハーブがニコチンに似た成分を持ち、禁煙療法に使われていることを知り、最終的に現在のアイデアに決めました。
Process②
ロベリアインフラータの種子は日本では手に入らないため、Etsyを利用しました。Etsyはハンドメイド商品やビンテージアイテム、クラフト素材を扱うオンラインマーケットプレイスで、特にクリエイターやアーティストが自作の作品を販売しています。日本のメルカリと似た個人間取引が行われています。
私はクレジットカードの登録に不安があったため、Paypalで決済しました。
スペインのカナリア諸島から取り寄せたので購入から1〜2ヶ月後に到着予定でしたが、
予定より早く2週間ほどで届きました。
Process③
近所のホームセンターで苗作りキットを購入し、苗作りを開始しました。発芽には約1ヶ月、大きくなるまでにさらに2ヶ月を要しました。キットを使用している間、外が暑すぎたため、室内で管理しました。
十分に大きくなった後、植木鉢に植え替え、ベランダで育て始めました。ロベリアインフラータは水はけの良い土壌を好みますが、ハーブは一般的に乾燥気味の土壌を好み、過湿が根腐れを引き起こす原因となるため、土の表面が乾いたときに水やりをするよう徹底しました。
ロベリアインフラータは蕾がつく前に収穫すると、葉に含まれるロベリン成分が多くなるため、通常はそのタイミングで収穫しますが、外の寒さや実験の時間が取れない可能性を考慮し、早めに収穫しました。
Process④
収穫したロベリアインフラータを、根ごと植木鉢から取り出し、シャワーで土を洗い流してから葉だけに分けました。葉の水分をしっかりと取り除き、クッキングシートに並べ、電子レンジで焦げないよう様子を見ながら加熱して乾燥させました。
若いロベリアインフラータは開花期の葉よりもアルカロイド(ロベリンなど)の含有量が少ないですが、過剰摂取すると吐き気や嘔吐、めまい、頭痛、呼吸抑制、意識混濁、筋力低下などの副作用が生じる可能性があります。
そこで、1日1g程度を摂取し、2週間にわたり喫煙への影響を検証しました。
実験の詳細内容としては、2週間にわたり毎日1gのロベリアインフラータの茶葉をハーブティーとして摂取し、それが禁煙にどのように影響するかを検証しました。検証結果は以下の通りです。
ロベリンの効果を最大限に引き出すため、蒸らし時間を10分程度と長めに設定し、沸騰したお湯を使用しました。長時間の蒸らしにより苦味が強く出たため、コーヒーシュガーを加えて味を調整しましたが、その影響で作用には変化はありません。
苦味が強く、スパイシーな味わいで、クセのある初めての味でした。喉のあたりにイガイガするような違和感が感じられましたが、それ以外に特に目立った副作用はありませんでした。